グルテンフリーを始めた当初、何が一番辛かったかと聞かれたら、それはやっぱり「パン断ち」でした。
そこで米粉のパンケーキにトライしたものの、レシピどうりにやっているつもりなのに
「膨らまない」「冷めたら固くなる」「パサパサして美味しくない」
など、様々な問題が発生してしまいました。
そうこうするうちに、どうやら牛乳も体に悪いらしいという事が分かってきて、ほとんど絶望かと思ったこともありました・・・。
そんな試行錯誤の末にたどり着いた、もちもちでふわふわなパンケーキの簡単レシピを紹介したいと思います。
やっぱり膨らまない?
まず米粉のパンケーキが十分に膨らまない場合は、ベーキングパウダーの量を「若干」増やします。
ただ、あまりベーキングパウダーの量を増やすと今度は「苦味」が出てしまうかもしれません。
苦味が出てしまう時は、ベーキングパウダーと同量のレモン果汁や酢などの「酸」を入れれば大丈夫です。
牛乳をヨーグルトに変えるという方法も有効で、しっとりしつつも良い感じに膨らみます。
この場合はヨーグルトに酸味があるので、レモンや酢を付け足す必要はありません。
ちなみに筆者おススメのベーキングパウダーは「ラムフォード」です。
アルミニウムフリーで、よく膨らむベーキングパウダーだと思います。
乳製品を入れないとパサパサ?
小麦を米粉に変えるのは成功し、まずは「グルテンフリー」のパンケーキを作る事はできるようになりました。
ところが牛乳やヨーグルトも健康に良くない事が分かってきたので、少なくとも「常食」するのは避けたい気分です。
でもパンケーキの材料から牛乳やヨーグルトを省いたら、こんどは急にパサパサになったり、固くなってしまいます。
仕方なく しばらくはヨーグルトで作っていましたが、何とか牛乳を使わないレシピを模索していました。
そして、ようやく たどりついたのが「お豆腐」です。
牛乳の代わりにお豆腐を入れたパンケーキは、フワフワなのにしっとりした仕上がりになります。
お豆腐にも水分があるので、固さを見ながら少しづつ「水」を付け足していきます。
すると冷めてもパサパサになったり、固くならない「しっとり」パンケーキになりました。
グルテンフリー・プラスアルファの健康パンケーキの出来上がりです(≧∇≦)
しっとり、かつパンパンに膨らむ!
ふわふわに膨らんで、おまけに冷めてもしっとりしているなら、もう理想のパンケーキという感じですよね。
ところが、さらに「みりん」を加える事で、きめ細かい膨らみを実現する事ができます。
みりんを加えたパンケーキの仕上がりは、ほとんどパウンドケーキのようです♪
そして みりんのナチュラルな甘さは、ガツンとした砂糖の甘さとはちょっと違って、大人っぽい味わいになります。
これはもう小麦のパンケーキと遜色ない仕上がりで、言われなければ「グルテンフリー」かどうか分からないレベルです。
ただみりんを入れると表面が焦げやすくなるので、火加減はやや弱めの火力で、多めの時間をかけて焼き上げる方が良いかもしれません。